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Les presento la música latina con una traducción japonesa.

2014年12月12日金曜日

Coti - Te Quise Tanto

メキシコの歌姫Paulina Rubio(パウリナ・ルビオ)のヒット曲のカバー。個人的には原曲よりも、バンドネオンの音色とCotiの甘い声で切なく歌われるこのバージョンの方が好みです。
「Te quise tanto」は「君をこんなにも愛した」という意味。サビで繰り返し出てくる「tanto que~」は英語の「so that~」構文に相当し、「あまりに、、、なので~だ」という意味です。



海に落ちた水
こんな現実にぼくはもう生きていけない
君なしじゃ生命のひとしずくさえ
ぼくには感じられない
それが辛い

暗闇にただ一人
ぼくの部屋には誰も入れない
ぼくの顔を打つ君の声だけ
何もそれを黙らせることはできない

君を本当に愛してたから
ぼくの魂を全て捧げてしまったんだ
君を本当に愛してたから
人が自分のことをどう言ってるかなんて
聞く耳も持てなかった
君を本当に愛してたから
君を忘れるのにこの一生じゃ足りないくらいさ
君を探し求めてこの世界を歩き回るなんて望みは
もう叶いそうにない

ぼくの中の全ては失われ始めた
夜が明けたとき、君はもういないのか
前に進むなんて無理だよ
後ろを振り返るのはぼくの悪い癖だね
ぼくには君しかいなかったから
もう他の人をこんなにも愛せないよ
胸に刻み込まれた君の感触が
どうやっても消えない

君を本当に愛してたから
ぼくの魂を全て捧げてしまったんだ
君を本当に愛してたから
人が自分のことをどう言ってるかなんて
聞く耳も持てなかった
君を本当に愛してたから
君を忘れるのにこの一生じゃ足りないくらいさ
君を探し求めてこの世界を歩き回るなんて望みは
もう叶いそうにない

君を本当に愛してたから
ぼくの体中がただ君のキスを求めてる
君を本当に愛してたから
人が自分のことをどう言ってるかなんて
聞く耳も持てなかった
君を本当に愛してたから
君を忘れるのにこの一生じゃ足りないくらいさ
君を探し求めてこの世界を歩き回るなんて望みは
もう叶いそうにない

一生かかっても足りないくらいさ
だから君のこと探し続けてる

2014年11月28日金曜日

Los Caballeros del Zodiaco (聖闘士星矢)

昔懐かしい聖闘士星矢(セイントセイヤ)のオープニング主題歌です。スペイン語では「Los Caballeros del Zodiaco」つまり、「黄道の騎士たち」という意味。
近年、日本のアニメや漫画が世界中で人気だとよく言われます。たしかにパリやバルセロナでは日本のアニメフェアが開催されていて盛況だと聞きますが、日本と海外のアニメ事情には決定的な違いがあると私自身は感じています。
それは、海外ではいい年をした大人が漫画やアニメを見ないということ。それらはあくまで、子供もしくは若者のための娯楽であると考えられていること。
実際、私の海外の友人たちの中にも、日本のアニメが好きな者がたくさんいます。ただし今も夢中になっているのはきまって20歳前後の若者。30代以上になると昔子供の時によく見ていたなあと懐かしく話すのです。
ちなみにスペイン人と懐かしいアニメの話で盛り上がるのは、この聖闘士星矢、キャプテン翼、それに以前紹介したドラゴンボールなどが定番です。これらはかの国でも大人気だったそう。



真実はいつも
全ての悪を打ち倒す
君も戦士になりたいのなら
打ち勝つことができるだろう
力の限り
最後までやり遂げるんだ
もし夢が去ってしまっても
宇宙が君を導くだろう

ペガサス・ファンタジー
光と真実
それが君の力だ
その心のように
誰も君を傷つけることはできない

セイント・セイヤ
若き戦士たちよ
セイント・セイヤ
いつも戦うのだ
セイント・セイヤ
力を合わせて
セイント・セイヤ
ペガサスよ
最後まで

2014年11月5日水曜日

Carlos Baute - En el buzón de tu corazón

カルロス・バウテがかっこよすぎる。「En el buzón de tu corazón」は「君の心の郵便受けに」という意味。ちなみに「Buzón(郵便受け)」と「Corazón(心)」が韻を踏んでいて、口に出して言うと語呂がいいのです。
歌詞だけ見ると、旅先から恋人を一途に想った歌なんだろうけど、映像の中では、彼は相変わらずプレイボーイぶりを発揮して美女たちに声を掛けまくっているのが面白い。
歌詞に出てくるフランコ・デ・ビタフォンセカは以前紹介しましたね。どちらも南米の人気歌手です。



町の通りを歩きながら
君のキスを思い出していた
美しい時間を思いながら
特に君の微笑みを

あの夜のぼくらのメキシコシティへの旅は最高だった
ディスコに行ってフランコ・デ・ビタやフォンセカを踊ったね

覚えてるよ
10月、ロンドンで君にぼくの名字を捧げたこと
君はぼくのキスで震えたけど
やがて話を始めたんだった

今朝起きた時、君に花を贈りたいと思った
飛行機の中で書いた、君宛ての26通の手紙とともに
ぼくの君への想いを、そこにまとめてある
手紙を通じて、君に愛を贈ろう
君の心の中のポストへと

ぼくらの再会に、秘密なんて何もなかった
足りなかったものは時間さ
この永遠の愛にとって

覚えてるよ
10月、ロンドンで君にぼくの名字を捧げたこと
忘れてないよ、君のキスも
見つめ合ってから、会話を始めたときのことも

今朝起きた時、君に花を贈りたいと思った
飛行機の中で書いた、君宛ての26通の手紙とともに
ぼくの君への想いを、そこにまとめてある
手紙を通じて、君に愛を贈ろう
君の心の中のポストへと

もう他には誰もいないよ
君に人生を捧げるのも
ぼくみたいに君に手紙を書くのも
君の心の中のポストへと

君の心の中のポストへ

これほど君のことを愛してるのは
この世界にぼくしかいない
約束するよ、愛しい君に
人生をかけて、君を幸せにしてみせると

今朝起きた時、君に花を贈りたいと思った
飛行機の中で書いた、君宛ての26通の手紙とともに
ぼくの君への想いを、そこにまとめてある
手紙を通じて、君に愛を贈ろう
君の心の中のポストへと

2014年10月25日土曜日

Julio Iglesias - Moliendo Café

日本では「コーヒー・ルンバ」のタイトルでカバーされ大ヒットしたこの歌は、元は南米ベネズエラで60年近く前に作られた曲です。
多くの歌手にカバーされていますが、ここで紹介するのはスペインのJulio Iglesias(フリオ・イグレシアス)で、日本でも有名ですね。ちなみに彼の息子はこれまた有名なEnrique Iglesias(エンリケ・イグレシアス)。世界有数の音楽親子です。
ちなみに邦題にもかかわらず、実はこの曲のリズムはルンバではありません。誰が一体こんなタイトルをつけたのでしょう。「昔アラブの偉いお坊さんが」というエキゾチックな歌い出しで始まる歌詞は嫌いではありませんが。
原曲の「Moliendo Café」は「コーヒーを挽きながら」なので、コーヒーがテーマの曲であることに間違いはありませんが、歌詞を見れば原曲の持つイメージが日本語版のそれと全く異なることがわかります。
*歌詞中の「zambo(サンボ)」とは南米大陸の先住民と黒人の混血で、現在は差別語という認識が一般的です。



午後が徐々に弱くなり始め
影が再び生まれ出す頃
静けさに包まれた
コーヒー農園にまた聞こえてくるのは
夜の無気力の中で
古い挽き器が奏でる
悲しい愛の歌

愛の苦しみと、悲しみ
サンボのマヌエルは辛さを胸に抱く
夜は疲れも知らず、ただ更けてゆく
コーヒーを挽きながら

2014年10月1日水曜日

Aventura - Obsesión

ニューヨーク出身のバチャータグループ、アベントゥーラのヒット曲。
美しい女性と面白い歌詞に注目です。



<男性>
午前5時
俺はまだ眠れずにいる
美しい君のこと考えてたから
バカな、もう止めなきゃ

眠れないのは自分のせい
君の愛は俺の癒しなんだ
君をモノにするまでは
落ち着いて暮らせないぜ

君の彼氏に会ったよ
チビでとても好青年とはいえないな
奴は君のこと愛してなんかいないよ
しゃべり方で俺にはわかる
しかも、君も奴のこと愛してないだろ
だって奴は無能じゃないか
奴は俺みたいに君を喜ばせることなんて
できっこないぜ
でもまあ、もう少し我慢してやるか
あいつじゃライバルにもなりゃしないしな
あんな奴、尊敬する理由が見当たらんぜ

<女性>
違う、それは愛なんかじゃない
あなたが感じてること
それは妄想っていうのよ
あなたの頭の中にある
幻想といってもいいわ
それがあなたにそうさせてるの
心ってそんな風に働くのよ

<男性>
ばっちりキメてレクサスに乗り込み
君の学校へ
でも君はもう帰ったって言われたよ
で、俺はバカみたく君に電話しようとした
でも俺、君の番号知らなかったんだ
君の女友達は教えてくれなかった
でも俺はイケメンでよかったぜ
そのおかげで解決したんだ
彼女が俺に気があるってわかった
じっと見つめてやったよ
いくつか言葉もかけてやった
そしたら君の番号教えてくれた
俺は望みはただ
君に話を聞いてほしいだけなんだ

<女性>
だめよ、私、彼氏いるもの

<男性>
また、そんなこと言って

<女性>
違う、それは愛なんかじゃない
あなたが感じてること
それは妄想っていうのよ
あなたの頭の中にある
幻想といってもいいわ
それがあなたにそうさせてるの
心ってそんな風に働くのよ

<男性>
精神科に診てもらうことにしたよ
治してくれるかな
俺にはもう君のこと相談できる
友達もいないんだ
君は俺のことバカとか
チンピラとか、頭がおかしいとか
思ってるかもしれない
でも愛についていうなら
俺って超オリジナルだぜ

<女性>
違う、それは愛なんかじゃない
愛なんかじゃないわ

2014年9月24日水曜日

Franco de Vita - Un Buen Perdedor

ベネズエラの大物歌手Franco de Vita(フランコ・デ・ビタ)の若かりし頃の映像で、力強い歌い方と潔い歌詞が印象的なバラードです。
タイトルは「良き敗者」の意味ですが、これは恋人との別れを歌った曲なので、このまま訳してもいまいちピンときません。
「Seré un buen perdedor」という歌詞は直訳すると「私は良い敗者になるでしょう」ですが、ここでは意訳してあります。
曲の設定を踏まえて、「潔く振られてやろう」というニュアンスだと解釈しました。



もう行くんだろ、わかってるよ
引き止めたりはしない
君の好きなようにすればいい

でも俺はずっとここにいるから
もし話がしたくなったら
喜んで聞いてやるから

もしアイツが君に俺よりも多くの愛を与えることができるのなら
俺よりも君を満たしてあげることができるのなら
大丈夫、振られるのには慣れてるから

下手な芝居はもういい
その涙は余計だよ
行かなきゃいけないんだろ、もう行きなよ

本当はここに残ってほしかった
でも水は流れるままにさせておかないとな
言えない言葉を飲み込んでいたよ

もし風が君の好意を吹き飛ばしてくれるなら
もう君のこと恨んだりしない
大丈夫、振られるのには慣れてるから
これが初めてじゃない
今日、君が去っていく
明日は俺だ
潔く振られてやるよ
世界が変わるわけじゃなし
他の誰かが君の代わりになるだけ

2014年9月9日火曜日

Frozen: Una Aventura Congelada (アナと雪の女王) ラテンアメリカ版 - Libre Soy

世界中でフィーバーのアナ雪の主題歌です。以前ドラゴンボールZで少し触れましたが、アニメの吹き替え主題歌はスペインとラテンアメリカで歌詞が異なります。
今回はラテンアメリカ版を紹介します。スペイン版も後日アップするつもりですので楽しみに。
曲名は日本語では「ありのままで」ですが、ラテンアメリカ版では「Libre soy (私は自由)」。原作に劣らず、前向きで力強い歌詞です。
歌っているのはメキシコ人歌手/声優/女優のCarmen Sarahí(カルメン・サライ)という人だそうです。
ちなみに映画のタイトルは英語の原題「Frozen」のあとにスペイン語で副題 が「Una Aventura Congelada (凍りついた冒険)」と続きます。



雪が山を白く染め
辿るべき足跡も見えない
孤独の王国では、女王は私の中に生きている
風がうなり、私の中で嵐が吹き荒れる
そして私から飛び出した嵐

あなたの中にあるものから
目を背けちゃダメ
いつだって素敵な女の子でなきゃ
心を開こうとする必要はないわ
それはもう開いているから

私は自由よ
もう隠すことなんかできない
私は自由なの
引き返すことのない自由
大きな嵐がなんだっていうの
構わないわ
寒さも私の一部なんだから

遠くを見つめてると
すべてが小さく見えるわね
私を縛り付けていた恐怖は
遠くに捨ててきたわ
力の限り、どれだけできるか
やってやろうじゃないの
善にも悪にも、絶対に従うもんですか

私は自由よ
風が私を抱きしめてくれるわ
私は自由なの
泣いてる姿なんて見せてられない
私はこの場所で
しっかりと生きてゆく
大きな嵐がやって来るわ

私の力はこの風と大地で花開く
凍りついた魂は粉々に砕け散るわ
新しいアイデアは結晶にしてやろうじゃない
もう二度と戻らない、心残りなんてないもの

私は自由よ
目を覚ますように私は生まれ変わる
私は自由なの
おりこうさんはもうやめたの
しっかりと、太陽の光へ向かうわ
来るなら来なさい、大きな嵐!

寒さも私の一部なんだから

2014年8月27日水曜日

Marc Anthony - Vivir Mi Vida

私事ですが、約1年ぶりに帰国しました。ブログの更新も1年ぶり、相変わらず気まぐれです。

プエルトリコ出身のサルサ歌手。元奥さんはジェニファー・ロペスで、同じくプエルトリコ出身の歌手。日本では彼女の方が知名度が高いかもしれない。
「Vivir mi vida」は「自分の人生を生きる」という意味。貧困や犯罪、差別など、自分の生き方を貫くどころか、時には生きること自体が易しいとはいえないかもしれないラテンアメリカの地で、人々の心の支えになっているであろう力強い歌詞が印象的。
シンプルな歌詞はスペイン語学習初級者にもお勧め。



僕は笑う
僕は踊る
僕は僕の人生を生きてゆく
僕は笑い、楽しみながら
人生を生きてゆく

時に雨がやって来る
傷口を洗い流すために
時にたった一滴のしずくが
渇きを打ち負かすこともある

何のために泣くのか、何のために
苦痛なら忘れられる
何のために苦しむのか、何のために
人生なんてそんなもの、生きるしかない

僕はその瞬間を生きてゆく
運命を理解するために
静けさに耳を澄ませる
道を見つけ出すために

何のために泣くのか、苦しむのか
夢を見て、笑えばいい

感じろ、踊れ、楽しむんだ
人生は一度きりなのだから

生きろ、生き続けろ
常に前に向かって
後ろを振り返るな