スペインのバンドMelocosと、La Quinta Estaciónのボーカル、Natalia Jiménez (ナタリア・ヒメネス)のデュエットです。Melocosは来年解散してしまうようです。
タイトルは「私が去る時」。別れてそれぞれの道を行く男女を清々しく歌った旅立ちの曲です。
私事ですが、またしばらく日本を離れることになりました。この歌のように潔く旅立ちます!
<男性>
考えたこともなかったよ
こんな時がやってくるなんて
思いもしなかった
特に何もなくても
人生は人を変えるんだね
君を変えてしまい
そしてもう、忘れ去られたものについて
君は考えたりはしない
<女性>
ある朝あなたは目覚めて
すべてが反対になっているのを見る
後ろを振り返り、あなたの道を見るのよ
あなたが辿ってきた足跡を
そして再会すべき皆に
キスと思い出を送るの
証明写真に、昨日の涙に
そして、あなたのそばで待ち続けた
あのすべての時間に詰め込まれた
たくさんの思い出を
<二人>
私が旅立つ時
涙がこぼれませんように
友情と、思い出になるたくさんの夢だけが
残ればいいのだから
私が旅立つ時
もう一度、あの列車に乗り込む時
あの優しい潮の香りが
窓から入ってきませんように
私がここから旅立つ時
この土地から、この人々から
私が生まれ育つのを見守り
勝つことと、負けることを教えてくれた
この土地から旅立つ時
ラテンアメリカやスペインの音楽、主にラテン・ポップ(Pop Latino)を、歌詞の日本語訳とともに紹介しています。時にはラテン文化の解説やスペイン語の文法的説明も行います。著作権上、原詩の掲載はいたしません。翻訳のリクエストはコメント欄にお書き下さい。
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Les presento la música latina con una traducción japonesa.
2013年8月30日金曜日
2013年8月8日木曜日
Gian Marco - Te Mentiría
ペルーのスーパースター、ジャンマルコ。先月名古屋でのコンサートへ行ってきました。
日本での彼の知名度はいまいちどころかほぼゼロですが、日本で働く出稼ぎ労働者の日系ペルー人などのためにこれまでにも何度か来日しています。
母国では大会場を満員にしてしまうであろう人気者が、空席の目立つ地方都市の文化会館で公演を行うのですから、それはとても不思議な光景でした。
文法的な話を少し。タイトルの「Te Mentiría」は過去未来形(Condicional)です。現在形(Presente)「Te miento (ぼくは君に嘘をつく)」よりも現実感がずっと低くなりますので、「君に嘘をつこうか」というニュアンスでしょうか。
嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
愛に死ぬ者など誰もいないのだし
痛みは過ぎ去り
ぼくの中で小さくなっているのだから
午後になると思い出して
君に会いたくなるだろうか
そんなに苦しむのはよくないし
写真の君を見て感激してる方がいい
直接会ったら命取りになるだろうから
嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
いつかまた、君の一部になってみせるなんてこと
嘘になるだろうか
夜ごと君との思い出を歌に書いているなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
君のまなざし、抱擁、香りを
休暇中に手放してしまったんだから
嘘になるだろうか
あの頃の歌を聴きたくてたまらないなんて言ったら
勘違いしないでほしい
ぼくは愛を怖れてなんかいないから
心配しないで
君がしたことで、ぼくは傷ついたりしないから
嘘になるだろうか
君に会えたら感激するなんて言ったら
でも心配しないで
決して会いたいっていう意味じゃないから
何のためにぼくは君に嘘をつくのだろう
当初ぼくが君に抱いていたもの
今はもう何も感じていないのに
もう消えてしまったのに
ぼくの頭の中からは
もうなくなってしまったのに
日本での彼の知名度はいまいちどころかほぼゼロですが、日本で働く出稼ぎ労働者の日系ペルー人などのためにこれまでにも何度か来日しています。
母国では大会場を満員にしてしまうであろう人気者が、空席の目立つ地方都市の文化会館で公演を行うのですから、それはとても不思議な光景でした。
文法的な話を少し。タイトルの「Te Mentiría」は過去未来形(Condicional)です。現在形(Presente)「Te miento (ぼくは君に嘘をつく)」よりも現実感がずっと低くなりますので、「君に嘘をつこうか」というニュアンスでしょうか。
嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
愛に死ぬ者など誰もいないのだし
痛みは過ぎ去り
ぼくの中で小さくなっているのだから
午後になると思い出して
君に会いたくなるだろうか
そんなに苦しむのはよくないし
写真の君を見て感激してる方がいい
直接会ったら命取りになるだろうから
嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
いつかまた、君の一部になってみせるなんてこと
嘘になるだろうか
夜ごと君との思い出を歌に書いているなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
君のまなざし、抱擁、香りを
休暇中に手放してしまったんだから
嘘になるだろうか
あの頃の歌を聴きたくてたまらないなんて言ったら
勘違いしないでほしい
ぼくは愛を怖れてなんかいないから
心配しないで
君がしたことで、ぼくは傷ついたりしないから
嘘になるだろうか
君に会えたら感激するなんて言ったら
でも心配しないで
決して会いたいっていう意味じゃないから
何のためにぼくは君に嘘をつくのだろう
当初ぼくが君に抱いていたもの
今はもう何も感じていないのに
もう消えてしまったのに
ぼくの頭の中からは
もうなくなってしまったのに
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