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Les presento la música latina con una traducción japonesa.

2015年6月26日金曜日

Julieta Venegas - Limón Y Sal

フリエッタ・ベネガスが独特の塩辛い声で、恋人への想いをサバサバと歌います。
タイトルは「レモンと塩」。メキシコ人が歌うから、どうしてもテキーラを連想してしまいますね。
サビは「レモンと塩で、あなたを愛してる」と歌われていて、よくわかりません。解釈は人それぞれありそうです。
気に入らないところもあるけれど、でもやっぱり大好きな「あなた」を「テキーラ」に例え、「私」が「レモンと塩」で「あなた」の味(長所)を引き出してあげる、とするのはこじつけでしょうか。



正直に言わせてもらうけど
時々あなたの性格がイヤになるの
急に私の前からいなくなったり
よくわかんないわ、なんなのよ

夕焼けを見ても
ロマンティックなことなんて
何も言わないし
毎月、満月になると
変なムードになるし

でも、あなたが私に与えてくれるものは
それらに勝っているし
あなたがそばにいてくれるだけで
もう一度やり直そうって思えるの

レモンと塩で
あなたを愛してる
そのままのあなたが好き
何も変わらなくていいわ
あなたを愛してる
あなたが来ても行ってしまっても
上がっても下りても
たとえあなたが自分の感じてることに
自信が持てないとしても

もう正直に言わせてもらうけど
私、幸福なんて信じてなかった
時々それに似たものはあったけど
でもそれはただの偶然だったの

私に何か特別なものを与えてくれる
あなたの瞳に出会ってからは
あなたがそばにいてくれるだけで
もう一度やり直そうって思えるの

レモンと塩で
あなたを愛してる
そのままのあなたが好き
何も変わらなくていいわ
あなたを愛してる
あなたが来ても行ってしまっても
上がっても下りても
たとえあなたが自分の感じてることに
自信が持てないとしても

2015年6月19日金曜日

Maná - Ojalá Pudiera Borrarte

2007年リリースのManá(マナ)の失恋バラード。
ウィキペディアには英語版スペイン語版にそれぞれこの曲の項目があるのですが、両者のミュージックビデオについての解説が全く異なるのはどういうわけでしょうか。
歌詞に繰り返し出てくる「Ojalá」は「~でありますように」という意味で、あとには接続法が続きます。
ただし、接続法現在(subjuntivo presente)と接続法過去(subjuntivo pasado)ではそれぞれ意味あいが異なるので注意。
この曲は「Ojalá Pudiera Borrarte」ですので接続法過去、現在の事柄なのに過去形を使うと、実現しないことを知った上での願望であることを暗示します。つまり「(無理なのはわかってるけど)君を消すことができたなら」というニュアンス。これに対して、「Ojalá Pueda Borrarte」であれば「君を消すことができますように」という実現可能性の含まれた願望文です。



君がぼくの夢の中から消えてくれたなら
せめてぼやけてくれたなら
君を愛のバラで満たされた水たまりで
溺れさせることができたなら
君の名前さえも忘れ去り
海の底に沈めてしまえたら
夏の日の君の微笑みを
消し去ることができたなら

戻って来てくれ、愛しい人よ
ぼくの元に
戻って来てくれ、愛しい人よ
戻ってこないのか

君がぼくの人生から永遠に消えてくれたなら
もう二度と会わずにすむように
君が昼も夜も、消えてくれたなら
もう二度と会わずにすむように
君がぼくの夢の中から
突然いなくなってくれたなら
愛しい人よ
もう二度と会わずにすむように
そう、夢の中からも

どうやって君の口づけを消し去ることができようか
愛しい人よ
それらはぼくの肌でタトゥのように消えない
一気に君を追い出し
ぼくの中から消してしまいたい
雨に抱かれてこの身を沈めることができたなら
もう君のことを考えずにすむように
それが無理なら、奇跡よ起きてくれ
ぼくを君の元へ連れて行ってくれ

戻って来てくれ、愛しい人よ
ぼくの元に
でも戻ってこないんだね
戻ってこない

君がぼくの人生から永遠に消えてくれたなら
もう二度と会わずにすむように
君が昼も夜も、消えてくれたなら
もう二度と会わずにすむように
君がぼくの夢の中から
突然いなくなってくれたなら
愛しい人よ
もう涙を流さなくてもすむように
雨に抱かれてこの身を沈めることができたなら
もう二度と君に会わずにすむように
そう、夢の中でも
もう君が泣かないですむように

2015年6月13日土曜日

Jesse & Joy - La De La Mala Suerte

以前紹介したこともある「Jesse & Joy(ジェシー&ジョイ)」。前回は「Chocolate(チョコレート)」という甘ーいラブソングでしたが、今回は一転して失恋の歌でいきましょう。
タイトルの「La de la mala suerte」は、最初の「la」の後に「mujer(女性)」あるいは「chica(若い女性)」などの単語が省略されていると考えられます。つまり「La (mujer) de la mala suerte」で、「運の悪い(女)」という意味。



あなたは窓を開け
夢を呼び覚ました
私の理性を完全に失わせたわ
あなたの心の中を知りたかったのに
あなたの暖かさをこんなに遠くに感じた
愛のリンゴをかじってみたの

もう、あなたのことなんて愛したくないし
この苦しみを葬り去ってしまいたい
私の心よ、あの人のことなんか忘れなさい
あなたのようになりたい、強くなりたい
私はただ、あなたに誠実さを求めただけ
最後に、愛よ答えて
どうして私はいつも運の悪い女なの

あなたはやって来て、私を撫で
そして太陽と共に去ってゆく
私はあなたのただの気晴らしであることが耐えられない
あなたは「愛してる」とか「私のような女性はいない」
「私があなたの心を支配している」なんて言うけれど
でもあなたの部屋には他に誰かがいるんでしょう

もう、あなたのことなんて愛したくないし
この苦しみを葬り去ってしまいたい
私の心よ、あの人のことなんか忘れなさい
あなたのようになりたい、強くなりたい
私はただ、あなたに誠実さを求めただけ
最後に、愛よ答えて
どうして私はいつも運の悪い女なの

どうってことないわ
愛がいつだって誠実なものであるなら
もしそれが完璧なものでなくたって
やめて、何のために謝るの
そんなの正しくない
与えられてもいないものを分け合うなんて
私にはできないもの

私はあなたの心を支配してなんかいない
この部屋に必要ないのは、この私なのね

もう、あなたのことなんて愛したくないし
この苦しみを葬り去ってしまいたい
私の心よ、あの人のことなんか忘れなさい
あなたのようになりたい、強くなりたい
私はただ、あなたに誠実さを求めただけ
最後に、愛よ答えて
どうして私はいつも運の悪い女なの

2015年6月5日金曜日

Dread Mar I - Tú Sin Mí

風貌からして、絶対レゲエ歌うだろってすぐにわかります。アルゼンチンのレゲエ歌手、Dread Mar I(ドレッド・マル・プリメロ)。
名前の最後の「I」はどう読むのだろうとずっと疑問でしたが、先日スペインの友人に尋ねたところ「primero」と読むそうです。英語でいう「first」ですね。名前の由来までは知りませんが「ドレッド・マル一世」という意味なのでしょうか。



最悪だ
オマエが出て行くなんて
オマエに俺の痛みなどわかるまい
オマエは俺の夢までも持って行ってしまった
いつの日か、オマエを俺だけのものにするって夢を

いろんなことがあったし
多くの時間は
俺達がもう愛し合っていないと悟った時に沸き起こる
疑いと恨みだった

今はもう、オマエのそばに俺はいない
俺はどうすればいいのか
オマエのためだったこの愛と
オマエがいつの日か
俺だけのものになると願っていたこの夢を

理解に苦しむよ
俺が注いだ愛情が
オマエを満たしていなかったなんて
だから出て行くのか
俺の元を離れ
後ろを振り返りもしないで

でもな、俺はわかったんだ
過ぎ去った時間の中で
この愛の狂気は
俺達には何の役にも立たなかったってこと
時はこうして過ぎゆき
そしてもう二度と戻りはしなかったってことも

今はもう、オマエのそばに俺はいない
俺はどうすればいいのか
オマエのためだったこの愛と
オマエがいつの日か
俺だけのものになると願っていたこの夢を