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Les presento la música latina con una traducción japonesa.

2012年12月27日木曜日

Monsieur Periné - Sabor a mí

これまでさまざまな歌手にカバーされてきたラテンの名曲です。
こちらはコロンビア出身の若手グループ、Monsieur Periné(ムッシュ・ペリネ)が歌うバージョン。ムーディでしっとりとした原曲を軽快にアレンジしています。
「Sabor a mí」は「私の味」という意味。
ちなみに彼らのCDは日本でも売ってます。



この愛を長い間育んできて
私たちの心はこんなにも近づいたわ
私には貴方の味が
そして貴方には私のが
染み込んでいます

もし貴方の人生において
私なんか存在しないというのなら
貴方を抱きしめ、話をするだけで十分
貴方にこの人生をこんなにも捧げたから
貴方にはもう私の味が
しっかりと染み込んでいます

貴方を所有するつもりなんてない
私なんてたいした人間じゃないし
自惚れてもいないわ
貴方に私の人生の
素晴らしい部分を捧げてあげる
私は貧しくて
他にあげられるものなんて何もないから

これから千年、そしてさらに時が経ったとき
私には愛が永遠かどうかはわかりません
でもあちらの世界でもこちらと同じように
貴方の口の中には
私の味が残り続けるでしょう

2012年11月19日月曜日

Reik - Noviembre Sin Ti

メキシコはバハカリフォルニア出身の3人組。Reikが歌う「Noviembre Sin Ti」は日本語にすると「君のいない11月」。
日に日に寒くなるこの時期、日本人の季節感にもぴったりの切ない歌詞です。あれ、バハってもっと温暖な気候じゃなかったっけ?少なくともこれは赤道直下や南半球の人たちの季節感には合致しないだろう、と思いきや南米でもガンガン流れてました。名曲に国境はないのです。



夕暮れは去り
灰色の空
君がいないまま
夜がやって来る
ぼくは砂浜で君を想い
静かにまた涙する

この苦しみにぼくは溺れ
もう生きていけない
波は君について
何も語ってはくれない
ぼくは座ったまま
砂の上にまたひとつ
君の名前を書く

なぜ君がいなくて淋しいんだろう
あの11月
ぼくらずっと愛し合うことを夢見ていた時から

苦しいよ
この寒い11月
葉は散り、永遠に死んでゆくのか

君のいない11月
雨が泣きながらぼくに告げる
すべては終わったんだと
君のいない11月
月に願う
ぼくの心の夜を照らしておくれと
もう一度

君に言えたなら
もう一度やり直したいと
君の名前はぼくの肌に
刻み込まれている

もう夜明けが来るっていうのに
君をいまだに待ち続けてる

なぜ君がいなくて淋しいんだろう
あの11月
ぼくらずっと愛し合うことを夢見ていた時から

苦しいよ
この寒い11月
葉は散り、永遠に死んでゆくのか

君のいない11月
雨が泣きながらぼくに告げる
すべては終わったんだと
君のいない11月
月に願う
ぼくの心の夜を照らしておくれと
もう一度

2012年10月28日日曜日

Enrique Iglesias - Dónde Están Coraón

いつも泣きそうに歌うエンリケ・イグレシアスの曲です。彼はスペイン人ですが、英語でも楽曲を出しているのでラテンに限らず全世界で有名ですね。昔、彼の曲「Bailamos」は日本人歌手にもカバーされてヒットしました。エンリケの父はフリオ・イグレシアスというこれまた大物歌手で、日本でもある程度の年齢以上の方には有名です。



もう戻らない過去は、どこへ行ったのだろう
ぼくに空さえ飛べると思わせてくれた君の微笑みは
どこへ行ったのだろう
ぼくらの夢を解くカギは、どこへ行ったのだろう
そして君の心の喜びは、、、

行ってしまった、すべて行ってしまった
川の水が海へ流れて行くように
行ってしまった、すべて、、、

もう過ぎ去り、見ることさえできなかった時代
もはや戻ってきてはくれない時間
それらは今どこにあるのだろう、愛しい人よ

ぼくらが愛について知っていた日々
海からやってきた潮風
それらは今どこにあるのだろう、愛しい人よ

君の幸せな顔は、どこへ行ったのだろう
ぼくらの交わしたキスは、今どこにあるのだろう
二度と戻らない過去は、どこへ行ったのだろう
ぼくらが生きていた、あの日々は、、、

行ってしまった、すべて行ってしまった
川の水が海へ流れて行くように
行ってしまった、すべて、、、

もう過ぎ去り、見ることさえできなかった時代
もはや戻ってきてはくれない時間
それらは今どこにあるのだろう、愛しい人よ

ぼくらが愛について知っていた日々
海からやってきた潮風
それらは今どこにあるのだろう、愛しい人よ

2012年9月3日月曜日

Amaral- Días De Verano

夏の終わりに紹介するのはアマラルが歌う「Días de Verano (夏の日々)」です。
彼らはスペイン出身の二人組アーティスト。彼らの曲はとにかく歌詞が素晴らしいと評価されていますが(その魅力を私の語学力でどの程度表現できるだろうか)、ただ、この曲のようにメロディもカッコイイものが多いです。



夏の日々はもう残り少ない
あなたに許してもらうには
あなたを傷つけた過去を消してしまうには

お別れのキスもなければ
気のきいた言葉も言えない
あなたの目を見ていると
声が出なくなってしまうから

あなたのことを考えると
人生はフェアじゃないって感じるの
あなたと、その瞳の光のことを考えると

夏の日々はもう、私に残されてはいない
風が運び去ってしまったわ
真っ黒な曇り空が
最後のさよならを覆い尽くしていた
そして突然実感したの
まるで日食のように
あなたがいなくなったってことを
なぜ戻って来てくれないの?

あなたのことを考えると
人生はフェアじゃないって感じるの
あなたと、その瞳の光のことを考えると
あなたのその眼差しを

私にとってこの夏の日々は
孤独の世界に生きているようなものだわ
私の気持ちなんて
あなたには決してわからないでしょう
私がどんなにあなたを想ってるか
誰も想像もつかないでしょう

あなたのことを考えると
人生はフェアじゃないって感じるの
あなたのことを考えると
あなたのその眼差しを

夏の日々はもう、私に残されてはいない

2012年8月22日水曜日

Dragon Ball Z (ドラゴンボールZ)

ドラゴンボールは世界中で人気ですが、スペインやラテンアメリカでも例外ではありません。
主題歌の歌詞については、同じスペイン語でもスペイン版とラテンアメリカ版の2種類があります。これはどうやらドラゴンボールに限らず他のアニメでも一般的なようで、詳細はわかりませんが、配給先が異なるためでしょうか。
今回紹介するのはラテンアメリカ版です。数年前、南米チリにいたときにテレビを見ていると本家本元の影山ヒロノブ氏が突然現れ、子供たちの前で(もちろん日本語で)この歌を披露していました。
子供たちにとっては聴き慣れない歌詞で歌う見たことのないおじさんだったようで、スタジオ中がひんやりしていたのがとても面白かったのを覚えています。



俺の周りの光輝く空
飛べば果てしない雲の中できらめき輝く
今日君はこの青空を自由に渡れるさ

真実は突然逃げ出す
まるで火山が噴火するように
巨大な氷河を溶かせ
君は巨大なドラゴンを間近で見るだろう

チャラ・ヘッチャラ
何が起きても気にしねえ
いつだって元気を維持するのさ
チャラ・ヘッチャラ
俺のハートは感じて震えてる
ゲンキダマを作るんだ
チャラ・ヘッチャラ
何も考えるな、ただ耳を澄ませ
もう夢は君のハートの中にある
チャラ・ヘッチャラ
何が起きても気にしねえ
やるなら今日だぜ!

2012年7月23日月曜日

Américo - Te Vas

チリのアリカ出身のクンビア歌手、Américo(アメリコ)。アリカは南北に細長いチリの最北端、ペルーとの国境近くにある、砂漠に囲まれた町です。
ほんの短い間ですが、この町に滞在していた時、現地の人がラジオで彼の曲を聴いていたのを覚えています。
「Te vas」は「君は行ってしまう」という意味。



朝、君をキスで目覚めさせることができるのは
誰だったと思う?
ねえ、ベッドまで君に朝食を運ぶのは
誰だった?
ぼくらの愛にインスピレーションを得て
君に歌を書くことができるのは
誰だったっけ?
春が来たと言って君に花を贈るのは
誰だった?

ぼくは君が輝ける世界を作ったじゃないか
君は幸せだったと思うよ
でも君はそれを口には出さないんだね

そして今日、君は出て行くんだね
行ってしまうんだ
ふとしたことで、ぼくを思い出すこともあるだろう
たぶん君は、ぼくを彼と比べるんだろうね
ぼくのほうがいいとは思えないけど
ぼくはちょっと他とは変わってるよ
それだけさ

2012年6月14日木曜日

Jorge Drexler - Al otro lado del río

エルネスト・チェ・ゲバラの若い頃の南米オートバイ旅行を題材にした映画「モーターサイクル・ダイアリーズ(原題:Diarios de Motocicleta)」のエンディング曲です。歌うのはウルグアイの歌手、ホルへ・ドレクスレルで、映画の成功のおかげで彼はこの曲で世界的に有名になりました。タイトルは「川の向こう岸に」。
私自身も長い間南米大陸を放浪していたので、この曲を聴くとアンデスやアマゾンの風景、そしてそこで出会った人たちのことが思い出されます。いい曲。



オールを川面に突き立てる
君のオールも一緒に持っていこう

川の向こうに今
光が見えた気がする

日ごと少しずつ
寒くなっていくだろう

川の向こうに今
光が見えた気がする

全てが失われたわけじゃない
多くの涙、涙が流れ
ぼくは空っぽのグラスなんだ

囁くようにかすかに
ぼくを呼ぶ声が聞こえる
漕げ、漕げ、漕ぐんだ

この世界の岸辺で
自由なのは不毛の大地

川の向こうに今
光が見えた気がする

ぼくは必死にオールを漕いでゆく
心の奥では微笑みながら

川の向こうに今
光が見えた気がする

全てが失われたわけじゃない
多くの涙、涙が流れ
ぼくは空っぽのグラスなんだ

囁くようにかすかに
ぼくを呼ぶ声が聞こえる
漕げ、漕げ、漕ぐんだ

オールを川面に突き立てる
君のオールも一緒に持っていこう

川の向こうに今
光が見えた気がする

2012年5月23日水曜日

Heidi (アルプスの少女ハイジ)

海外では、このアニメが日本製だということを知らない人がほとんどだそう。まあそりゃ舞台がスイスのアルプスですからね。
スイス製の小説を輸入して日本でアニメ化し、海外に輸出しているので、言ってみればエンターテイメント分野での加工貿易ということになります。そしてこのブログで行っているのは、スペインに輸出されたものを日本語に訳して紹介、つまり逆輸入ですね。



おじいさん、教えて
今聞こえてるのは、何の音?
おじいさん、教えて
どうして私は雲の中を行くの?
ねえ、どうしてワシはあんな風に飛ぶの?
ねえ、どうして私はこんなに幸せなの?
おじいさん
私絶対におじいさんから離れないから

おじいさん、教えて
風は何て歌ってるの?
おじいさん、教えて
どうして雨が降ったの、雪が降ったの?
ねえ、どうして私たちは白いの?
ねえ、どうして私はこんなに幸せなの?
おじいさん

2012年4月15日日曜日

Shakira - Día de Enero

歌もダンスも派手なイメージのシャキーラですが、この曲は落ち着いたバラードです。
元婚約者と出会った時のことを思い出して、彼女自身の体験を歌に書いたといわれています。
スペイン語で聴くと可愛くて素敵な歌詞なのですが、こうして日本語に訳して書き起こすと、甘すぎて少しクサイですね。
ちなみに、スペイン語の地域ごとの違いについて少し知っていれば、その「元婚約者」はおそらくアルゼンチン人であろうことがわかります。
*「エネアスとベネティン」とは合衆国のコミックの登場人物。



1月のある日にあなたと出会った
月が顔を照らすほど輝いていたの
あなたは誠実な人だとわかって
私はあなたの瞳にメロメロになった

軽い放心状態ね
甘い感動でもあったわ

こうして今私たちは世界を歩いてる
エネアスとベネティンみたいね
あなたにいくつか傷があるのを見つけたわ
向こうでつけられた傷ね

私のバカみたいな愛が
あなたには最高のお医者さんなのよ

私があなたの死んだ心を癒してあげる
私が生まれ変わらせてあげる
すぐ直るわ
そしたら太陽が輝くのも見られるから
他の誰でもなく、あなたこそ幸せになる人なの

すぐに見れるわ
あなたの傷が少しずつ癒えていくのを
すぐに見れるわ
人生が海水の余分な塩を移すのを

あなたは自分の国にいてさえもよそ者なのに
私が「なんて言ったの?」て言ったら
あなたは(アルゼンチン訛りで)「なんだって?」なんて言うんだから
それにバンドネオンを聴いて
感極まって泣き出すんだもの

あなたはこののんびりした散歩でも
ぼんやりしてるように見えるわ
でも、あなたの心を苦しめるもの
私にはわかってる
だからあなたにこの歌を作ろうと思ったの

すぐに見れるわ
あなたの傷が少しずつ癒えていくのを
すぐに見れるわ
人生が海水の余分な塩を移すのを

2012年3月11日日曜日

Los Kjarkas - Llorando se Fue

ボリビアのフォルクローレ(民俗音楽)のグループ、ロス・カルカスが歌う「Llorando se fue」。メロディは誰もがおそらく一度は耳にしたことのあるランバダの曲ですが、こちらが原曲です。派手でエロティックなランバダとは異なり、原曲のほうは失恋の痛みを哀愁たっぷりに歌い上げます。そして、途中から歌詞が日本語に切り替わるので驚きます。
世界中でブレイクしたランバダは、Kaomaというグループが無断でポルトガル語でカバーしたもので、著作権侵害として提訴されました。
ちなみに他にも多くのアーティストが、例えば最近ではDon Omarは「Taboo」というタイトルで、Jennifer Lopezは「On the floor」というタイトルで、それぞれカバーしています(もちろん著作権者の承諾を得たうえで)。



泣きながらあなたは去って行った
愛を失った私を独り残して

今頃あなたは時が経っても忘れることのない
この恋を思い出しているのでしょう

今日はあなたのことを思い出しています
私の胸にはあなたへの恨みなどありません

今頃あなたは泣きながら
どうすることもできなかったこの恋を
思い出しているのでしょう

2012年2月10日金曜日

Carlos Baute - Amarte bien

ベネズエラの大スター、カルロス・バウテ。明るく陽気なサウンドと甘くて濃い顔立ちは、日本人がイメージする「ラテン系」そのもので、彼なら日本でデビューしても売れそうな気がするんだが。
実際はラテン社会以外ではほとんど知名度がないらしい、残念。



どんなに君を愛してるか
どうやって君に説明しよう
君を愛してることを
この短い時間で
どうやってまとめて言おう
ぼくのこの想いを
3分でどうやって君に伝えよう

君と出会った日のこと
今もよく覚えてる
あの11月の秋の夕暮れ
あの日起こったことは
忘れられないよ

ずっと君を探してた
想像すらできなかったよ
この愛が君のもとに届き
君を捕まえ、そしてバラバラにしてしまえば
君に魂を捧げることが
こんなに簡単だったなんて

君を愛してる
この生身の体で
痛みを感じることもなく
君を愛してる
この人生で他の誰よりも
君を愛してる
君が黙って自分を抑えきれずぼくにキスするとき
君を愛してる
夢を見る子供のように

君を深く愛すること
それがぼくが望むたったひとつのこと

それは魔法だった
君に会った日
君に初めてキスしたときから
それはまさにファンタジーだった
決して忘れないよ

君を愛してる
この生身の体で
痛みを感じることもなく
君を愛してる
この人生で他の誰よりも
君を愛してる
君が黙って自分を抑えきれずぼくにキスするとき
君を愛してる
夢を見る子供のように

大げさだけど、とてつもなく
君のことを愛してる
君を深く愛すること
それがぼくの望み