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Les presento la música latina con una traducción japonesa.

2013年8月30日金曜日

Melocos & La Quinta Estación - Cuando Me Vaya

スペインのバンドMelocosと、La Quinta Estaciónのボーカル、Natalia Jiménez (ナタリア・ヒメネス)のデュエットです。Melocosは来年解散してしまうようです。
タイトルは「私が去る時」。別れてそれぞれの道を行く男女を清々しく歌った旅立ちの曲です。
私事ですが、またしばらく日本を離れることになりました。この歌のように潔く旅立ちます!



<男性>
考えたこともなかったよ
こんな時がやってくるなんて
思いもしなかった
特に何もなくても
人生は人を変えるんだね
君を変えてしまい
そしてもう、忘れ去られたものについて
君は考えたりはしない

<女性>
ある朝あなたは目覚めて
すべてが反対になっているのを見る
後ろを振り返り、あなたの道を見るのよ
あなたが辿ってきた足跡を
そして再会すべき皆に
キスと思い出を送るの
証明写真に、昨日の涙に
そして、あなたのそばで待ち続けた
あのすべての時間に詰め込まれた
たくさんの思い出を

<二人>
私が旅立つ時
涙がこぼれませんように
友情と、思い出になるたくさんの夢だけが
残ればいいのだから
私が旅立つ時
もう一度、あの列車に乗り込む時
あの優しい潮の香りが
窓から入ってきませんように

私がここから旅立つ時
この土地から、この人々から
私が生まれ育つのを見守り
勝つことと、負けることを教えてくれた
この土地から旅立つ時

2013年8月8日木曜日

Gian Marco - Te Mentiría

ペルーのスーパースター、ジャンマルコ。先月名古屋でのコンサートへ行ってきました。
日本での彼の知名度はいまいちどころかほぼゼロですが、日本で働く出稼ぎ労働者の日系ペルー人などのためにこれまでにも何度か来日しています。
母国では大会場を満員にしてしまうであろう人気者が、空席の目立つ地方都市の文化会館で公演を行うのですから、それはとても不思議な光景でした。
文法的な話を少し。タイトルの「Te Mentiría」は過去未来形(Condicional)です。現在形(Presente)「Te miento (ぼくは君に嘘をつく)」よりも現実感がずっと低くなりますので、「君に嘘をつこうか」というニュアンスでしょうか。



嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
愛に死ぬ者など誰もいないのだし
痛みは過ぎ去り
ぼくの中で小さくなっているのだから

午後になると思い出して
君に会いたくなるだろうか
そんなに苦しむのはよくないし
写真の君を見て感激してる方がいい
直接会ったら命取りになるだろうから

嘘になるだろうか
君に捨てられたらぼくは生きていけないなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
いつかまた、君の一部になってみせるなんてこと

嘘になるだろうか
夜ごと君との思い出を歌に書いているなんて言ったら
やっぱり嘘になるだろうか
君のまなざし、抱擁、香りを
休暇中に手放してしまったんだから

嘘になるだろうか
あの頃の歌を聴きたくてたまらないなんて言ったら
勘違いしないでほしい
ぼくは愛を怖れてなんかいないから
心配しないで
君がしたことで、ぼくは傷ついたりしないから

嘘になるだろうか
君に会えたら感激するなんて言ったら
でも心配しないで
決して会いたいっていう意味じゃないから

何のためにぼくは君に嘘をつくのだろう
当初ぼくが君に抱いていたもの
今はもう何も感じていないのに
もう消えてしまったのに
ぼくの頭の中からは
もうなくなってしまったのに

2013年7月13日土曜日

Carlos Baute & Marta Sánchez - Colgando en tus manos

ベネズエラ人のカルロスとスペイン人のマルタのデュエット。もともとカルロス・バウテのソロ曲だったのですが、そちらはあまりパッとしなかったようです。それがデュエットにした途端にラテン世界全土で爆発的にヒットしました。ユーチューブでの動画再生回数は既に1億回を超えています。
サビ部分で出てくるクワトロ・クワレンタとは、音楽グループの名前のようですが、「4分40秒の曲」という解釈もできます。ちなみにそのあと出てくるマルベージャとは、スペイン南部アンダルシア地方にある町の名前。
カラオケ風に、男性パートを♠、女性を♥で区別して翻訳しました。ああ、日本でもこの曲がカラオケで歌えたなら。



♠きっと、君と出会ったのは偶然なんかじゃない
♥きっと、運命がそうさせたのね
♠もう一度、君の胸で眠りたい
♥後であなたのキスで起こしてくれるかしら
♠君の第六感がぼくを感じてるだろ
♥私たちもうすぐ結ばれるってわかるわ
♠その悪戯好きな微笑みはぼくと生きて行くんだ
♥私あなたと同じ道を歩いてゆくわ

♠♥ぼくは君の手からぶら下がってるんだ
♠♥だから落とさないでくれよ
♠♥君の手からぶら下がってるんだから

♠君に自作の詩を贈ろう
♥私はあなたにクワトロ・クワレンタの曲を贈るわ
♠マルベージャでのディナーの写真を贈るよ
♥じゃあ私は一緒にベネズエラに行った時の写真を

♠忘れないで、いつも覚えていて
♠♥ぼくのハートは君の手にぶら下がってるってこと
♠♥気をつけて
♠♥ぼくのハートは君の手からぶら下がってるんだから

♠ぼくは君と話をするって望みを捨てたりしない
♥運命が言ってることなんて気にしないわ
♠君の香りを感じていたいんだ
♥私あなたを飲み干してしまいたいわ

♠ぼくは君の手からぶら下がってるんだ
♥だから落とさないでね
♠♥君の手からぶら下がってるんだから

♠君に自作の詩を贈ろう
♥私はあなたにクワトロ・クワレンタの曲を贈るわ
♠マルベージャでのディナーの写真を贈るよ
♥じゃあ私は一緒にベネズエラに行った時の写真を

♠だから忘れないで、いつも覚えていて
♠♥ぼくのハートは君の手にぶら下がってるってこと

♠気をつけて
♠マルタ、ぼくは君の掌にいるんだから
♥運命が何を言おうと、関係ないわ
♥私と一緒にいて
♠君の全てが欲しい
♠唇も、優しさも、禁じられたものも

♠♥君に自作の詩を贈ろう
♠♥私はあなたにクワトロ・クワレンタの曲を贈るわ
♠♥マルベージャでのディナーの写真を贈るよ
♠♥じゃあ私は一緒にベネズエラに行った時の写真を

2013年6月20日木曜日

La Quinta Estación - El Sol No Regresa

メキシコを拠点に活動するスペイン人のバンドです。
スペイン本国では売れなかったものの、ある歌がメキシコでドラマ主題歌に採用されたことがきっかけでメキシコでブレイク、その後活動拠点を移したと、メキシコの友人に聞いたことがあります。
バンド名は「5番目の季節」または「5番目の駅」という意味で、Estaciónという単語の解釈により2通りに訳せます。
「El sol no regresa」 は「太陽は戻らない」という意味。
失恋した女性の歌ですが、メキシコらしい陽気な音とボーカルNataliaのパワフルな声で非常に前向きな印象を受けます。



何日か前のこと
とある酒場で
15ペソのチップに加え
私は魂の半分を失った

アルコールが
最良の薬ってわけじゃない
でも出口が見えないときなんかは
忘れさせてくれるから

今日、君に言おうと思う
「大丈夫だよ」って
君はそんなこと信じないだろうし
今さら最後の強がりなんて
しても仕方ないけれど

今日、素敵な思い出の数々が
階段を転げ落ちてゆく
数杯のテキーラで
雲は消え去るけれど
でも太陽は戻らない

街道沿いのホテル
部屋の夢と
スーツケースにしまっておいた
雨の滴たちが
もう誰もいなくなった
ベッドの上を転がりまわる
それがこの頭痛に対する
一番の治療法

今日、君に言おうと思う
「大丈夫だよ」って
君はそんなこと信じないだろうし
今さら最後の強がりなんて
しても仕方ないけれど

今日、素敵な思い出の数々が
階段を転げ落ちてゆく
数杯のテキーラで
雲は消え去るけれど
でも太陽は戻らない

2013年5月18日土曜日

Alejandra Guzman - Volverte a Amar

メキシコが生んだLa Reina del Rock(ロックの女王)、アレハンドラ・グスマン。
「Volverte a amar」は「あなたをもう一度愛すること」という意味。私が中米にいた頃、ラジオからよく流れていました。初めて聴いたときは男性が歌っているのかと思ったのですが、サビの部分「Siempre caigo rendida」から女性だと気付きました。「rendida」は動詞「rendir(負かす、疲れさせる)」の過去分詞の女性形だからです。男性が歌う場合は「rendido」になりますから。
ともあれ、独特のハスキーボイスを持ったパワフルなオバサンです。



私は急いでるの
いつも、時計との戦い
私が経験してきたことすべてが
なんのためにもならなかった
認めるのは辛いけど、でもそうなの

愚かな言動が私たち二人を引き離した
終わりのない物語が
また繰り返される
私はもはやあなたの一部なの

どうしてあなたの愛の後には
何も残らないの
どうしてあなたの眼差しには
恐怖が見てとれるの

どうしてあなたが電話をくれると
ひどく疲れてしまうのかしら
どうしてどんどんと
あなたの恋しさが募ってゆくのかしら
あなたは私のものよ
出会ったときから
もうあなたのことが頭から離れない
あなたをまた愛してしまうのが
怖くてたまらないの

もう一度
この恋に賭けることができたなら
理性も失ってしまうことができたなら
あなたは私の心を捕まえる夢なのよ

どうしてあなたの愛の後には
何も残らないの
どうしてあなたの眼差しには
恐怖が見てとれるの

どうしてあなたが電話をくれると
ひどく疲れてしまうのかしら
どうしてどんどんと
あなたの恋しさが募ってゆくのかしら
あなたは私のものよ
出会ったときから
もうあなたのことが頭から離れない
あなたをまた愛してしまうのが
怖くてたまらないの

2013年4月14日日曜日

Abel Pintos - No me olvides

元々フォークミュージックの歌手だったらしく、声も歌唱力も素晴らしい。
タイトルは「僕を忘れないで」の意。
映像はアルゼンチンの人気テレビ番組出演時のもの。



過ぎゆく時がまた一つ、僕を傷つける
少しの間、抱きしめていてくれないか
この夜が過ぎ去ってしまうことを認めたくはないんだ
約束が欲しい

君はきっと
本当に君のことを愛してくれる人を見つけられるよ
でも僕のことも忘れないで
遠く離れてるけど、お願いだ
ねえ、僕のこと忘れないで

もしひとつひとつの別れが
海の中の岩だとしたら
この僕の心は石ころだらけだ

君に真実を告げることを
僕は後悔なんかしない
君はその愛で
僕の人生をすっかり変えてくれたんだから

過ぎゆく時がまた一つ、僕を傷つける
少しの間、抱きしめていてくれないか
この夜が過ぎ去ってしまうことを認めたくはないんだ
約束が欲しい

君はきっと
本当に君のことを愛してくれる人を見つけられるよ
だって君は自由なんだから
僕は帰ろうか、やり直そうかなんてこと考えてる
ねえ、僕のこと忘れないで

すぐに疑ったり
こんな愛し方じゃ駄目なんだと考えてばかり
僕は離れて暮らしてるけど
戻って君を愛することもできるんだよ
毎晩、星の数だけ

君はきっと
本当に君のことを愛してくれる人を見つけられるよ
だって君は自由なんだから
僕は帰ろうか、やり直そうかなんてこと考えてる
ねえ、僕のこと忘れないで

もしひとつひとつの別れが
海の中の岩だとしたら
この僕の心は石ころだらけだ
遠く離れてるけど、お願いだ
ねえ、僕のこと忘れないで

過ぎゆく時がまた一つ、僕を傷つける
少しの間、抱きしめていてくれないか

2013年3月17日日曜日

Prince Royce - El Amor Que Perdimos

バチャータ界の貴公子、プリンス・ロイス。タイトルは「ぼくらが失った愛」。切ない歌詞を陽気なビートにのせて歌うのが、いかにもラテンという気がします。日本人がこのような歌詞に曲をつけるとしたら、切ないバラードになるかもしれません。
さんざん恨みつらみを述べておいて、最後にどんでん返しで子供ができていたことが判明するという、よくわからない展開ではありますが、名曲です。



昨夜、ぼくらが失った愛について君の夢を見たんだ
ぼくがこんなにも苦しんできた愛についてさ
もうぼくはだめだよ
君は言ったよね、愛してるって
でもぼくの背中では君はぼくを騙してたんだ
だからぼくらの愛はだめになったんだよ

たぶん君は知らないだろうね
ぼくがいかに君を愛していたか
そしていつも泣いていたことも
君はぼくの愛に気づいてくれたことなんて
一度もなかったんだ
君の唇はぼくを愛してると言ってた
でも君の目はぼくを拒絶していたんだ
だからもう、君のことなんて信じられない

君を愛してた
愛しすぎたんだ
もう愛してない
最後の最後まで苦しかったよ
もう、愛してなんかない

一晩中愛し合ったこともあったね
ケンカしたこともあったけど
何も変わらないと思ってたけど
時は経っていったんだ
君には裏切られたけど
君はぼくに奇跡も与えてくれたよ
君のお腹に宿る、最愛の果実のことさ

君を愛してた
愛しすぎたんだ
もう愛してない
最後の最後まで苦しかったよ
もう、愛してなんかない

2013年2月9日土曜日

Carlos Baute - Quien te quiere como yo

先日紹介した「Amarte bien」のような、超ハッピーなラブソングです。映像では、メキシコをオートバイで旅するカルロス・バウテが、ある町で女性と出会うストーリー仕立て。ちなみに「Amarte bien」はベネズエラの旅を描いていました。
私もラテンアメリカをあちこち旅しましたが、いろんな町でいろんな出会いがあったなあと懐かしく思うのです。



誰が君を喜びで満たしてあげられる?
ぼくみたいに
誰が君にキスをして君を見つめてる?
ぼくだけだろ
誰が君にこんなに愛情を注いでる?
ぼくみたいに
誰が君の望むものを与えられる?
ぼくだけだろ

君に誓おう、愛しい人よ
ぼくはこの人生で君に全てを捧げよう
今まで絶対にいないよ
ぼくほど君のことを愛した男なんて

誰が君を愛して大事にしてくれる?
ぼくみたいに
誰が日々君を楽しませてくれる?
ぼくみたいに
誰がベッドまで朝食を運んで
君に貴婦人の気分を味わわせてあげられる?

誰が君を尊敬してる?
ぼくみたいに
誰が君を想い、君を愛してる?
ぼくみたいに
誰が君をコンサートに連れて行ったり
船で海を渡る旅に連れていける?

誰が君のスペースを尊重してくれる?
誰が君の日々の小さな変化に気付いてあげられる?
誰が君の良さを引き出せる?
だからぼくのこと、忘れないでくれよ

誰が毎朝君にキスしてあげられる?
ぼくみたいに
誰が病気の時君を看病してあげられる?
ぼくだけだろ
誰が君の悩みを聞いてくれる?
ぼくみたいに
誰が君を愛し、君を喜ばせられる?
ぼくだけだろ

君に誓おう、愛しい人よ
ぼくはこの人生で君に全てを捧げよう
今まで絶対にいないよ
ぼくほど君のことを愛した男なんて

誰が君を愛して大事にしてくれる?
ぼくみたいに
誰が日々君を楽しませてくれる?
ぼくみたいに
誰がベッドまで朝食を運んで
君に貴婦人の気分を味わわせてあげられる?

誰が君を尊敬してる?
ぼくみたいに
誰が君を想い、君を愛してる?
ぼくみたいに
誰が君をコンサートに連れて行ったり
船で海を渡る旅に連れていける?

誰が君のスペースを尊重してくれる?
誰が君の日々の小さな変化に気付いてあげられる?
誰が君の良さを引き出せる?
だからぼくのこと、忘れないでくれよ

2013年1月31日木曜日

Reik - Invierno

先日Reikの「Noviembre sin ti (君のいない11月)」を紹介しましたが、季節は移り、冬になりました。タイトルの「Invierno」はスペイン語で冬のこと。寒いこの時期の歌ですが、どこか温もりを感じられる歌詞は聴いたら暖かくなりそうです。



外は雨
雨のせいで
街には人影もない

君と僕、永遠の中に逃げ込んだ
君がそばにいてくれたら
寒くなんてない
僕の中に、太陽は輝くから

空が落ちてくる
でもそんなことどうだっていい
僕らには僕らの世界があるんだから
日は相変わらずブルーだけど
僕らが一緒にいれば
もう他のことなんて関係ない
ここに冬はやってこないさ
冬は

騒音と孤独
休まず走り続ける人々
このドアの向こうの
果てしない平和の宇宙
君がくれる心の平安が必要だ

空が落ちてくる
でもそんなことどうだっていい
僕らには僕らの世界があるんだから
日は相変わらずブルーだけど
僕らが一緒にいれば
もう他のことなんて関係ない
君がくれるもの以外は

雲、風、恐れ、雨
月のない灰色の夜
暗闇の中にある君の冬
君は僕にキスをし、僕を癒す
君の暖かさと優しさは
もう冬を寄せ付けない
冬を

空が落ちてくる
でもそんなことどうだっていい
僕らには僕らの世界があるんだから
日は相変わらずブルーだけど
僕らが一緒にいれば
もう他のことなんて関係ない
ここに冬はやってこないさ
冬は